DingTalk
中国版のSlack 钉钉(DingTalk)
中国版のSlack 钉钉(DingTalk)というツールをご存知でしょうか? 実はSlackより、もしかしたら凄いかもしれません。
アリババは2014年、オールインワンオフィスツール、釘釘(DingTalk)を開発し、利用の拡大を図ってきた。「スマートワークスタイル、コミュニケーション&コラボレーションの再定義」と表現されている。最新データによれば、釘釘プラットフォームには20万の開発者が関与、ユーザー数は2億、企業内ネットワーク数1000万、サービス提供企業500万となっている。また幼稚園から高校まで1万校以上や、数々の大学がDingTalkを利用していた。DingTalk側はカリキュラムの管理や学校の運営、学校と保護者間の情報の共有、生徒の評価などの支援ツールを提供してきた。
新型コロナウィスル(COVID-19)対策による在宅でのテレワークや自宅学習を支援する, クラウドサービス各社が無料で利用できる支援策を相継ぎ発表しました。同社は、1月31日にグループウェア「Dingtalk」を教育機関向けに無料で提供することを表明。このプラットフォームを使って授業をライブ配信、出席確認、資料共有することで、生徒は自宅にいながらいつも通りの授業を受けられるようになった。
2月10日、中国5,000万人の学生と60万人の教師が、Alibaba(阿里巴巴)のエンタープライズコミュニケーションアプリ「DingTalk(釘釘)」のライブストリーミング機能を利用して、春節の長期休暇後の中国の学校再開に合わせ、オンラインクラスを開催した。
DingTalkの日本語サイト
https://www.dingtalk.com/ja-jp
Alibaba Cloud Japan シニアソリューションアーキテクトの奥山朋さんが 新型コロナウィルスに負けない!「どこでも学ぶ」アリババクラウドのオンライン教育ソリューションについてのご紹介#fightcoronavirus
https://resource.alibabacloud.com/webinar/detail?id=1571
Dingtalkの教育に応用するメリット
- Dingtalkを使って授業をライブ配信、出席確認、資料共有
- Dingtalkを通じて、出席率の情報をデータ化し、学校マネジメントの効率を向上
- 教育管理におけるコミュニケーションが円滑に進み、内部情報と出席率のデータの一体化を実現
- Dingtalkを通じて、保護者と学校と学生のコミュニケーションを促進
DingTalk とWechat との比較
釘釘は、ビジネスに特化したSNSと考えれば理解しやすい。ライバル・テンセントのWechatは、SNSというには、あまりにも巨大すぎる総合プラットフォームとなってしまった。公私混同による情報漏洩事故も起こりやすい。釘釘の狙いの1つは、ビジネスユーズをWechatから引き離すことで、これは一定の成果を収めている。
同じ中国製のWechatの利用者も多いですが、在宅でのテレワークや自宅学習に向いてません。なぜかというとWechatはMobileがメインで作られているので、どうも後から履歴を辿るというのがやりづらいんです。更に钉钉(DingTalk)はどの端末でも、会話履歴が同期されるので、PCで見ようが、iPadで見ようが同じ履歴を辿ることができるのが便利です。ファイルの保存やキャプチャ画像も、Wechatはすぐに有効期限が切れてしまいますが、钉钉(DingTalk)は今の所、かなり長い期間後から見直すことができます。
<特徴>
<料金>